青堀駅に、とうちゃく。
空はキレイなあおで、空気はスンとしていた。

 

朝早くに家を出たから、表情が…大丈夫かしら。
眠いけれど、
どんな1日になるのか。期待で胸が高まる。
でも、きっと、東京の生活とは違う体験が待っているのは、カクジツ。

 

よっこらせ、っと。
まだ目が覚めていない体を動かして、駅の改札口へ向かう。
相変わらず、空はきれい。アオい。

 

これが、今回の旅の出発点。
JR内房線、青堀駅。
木更津駅から2駅目にある。

 

さて、まずはどこへ行こうか。
日差しがまぶしい。

 

歩き始めて数分。
陸橋には、なにやら古墳の位置を指し示すモノが。
ここには、古墳が数多くあるらしい。内裏塚古墳が一番大きいんだっけかな。

 

あれだよ、あれ。コフン。
古墳って、ここからみると小さな山みたいだなぁ。
周りをよくよく見て歩いたら、いろんな発見があるかもしれない。

 

陸橋を降りると、あ。
「古墳の里 ふれあい館」があった。
古墳の里…、かぁ。なんだかいい。
昔からこの土地には、誰かがいて。大切な場所だったんだろうなぁ。

 

「古墳の里 ふれあい館」の中は、こんな感じ。
青堀駅周辺には、内裏塚古墳群と呼ばれる大小さまざまな古墳があるらしい。

 

ちなみに、
青堀駅の前にも大きな古墳がある。
駅舎から一番近い、上野塚古墳だ。

 

私と比べると、ほら。
こーんなに大きい。
私の存在がちっぽけだ。

 

車で移動して、厳島神社(いつくしまじんじゃ)へ。
この神社は、地元の漁師さんがよく来るんだって。

 

こまいぬ~。

 

がお。

 

人々の憩いの場所。
東西に長い、市民ふれあい公園を散歩しながら、

 

富津は、漁師町。
生活に密着した川に、船着き場がある。

こんな景色を見ながら、
ふるさと公園を後にして、

 

お次は、
にゃんこのいる富津みなと公園だ~

 

にゃ。

 

ニャ。

 

nya~。
こんな感じで、駐車場にたくさんいるにゃんこ達。

 

にゃんこ達とさよならして、公園に入ると、
あぁ、ここは南の国かしらね。
アオいね。まぶしいくらい。

 

暫し、たそがれタイム。
(魚いないかね。)

 

たまには、写真撮ってみたりね。
(首からぶらさげてるだけでなく。)

 

浜風にかしいだ、松の木をまねて、
こんなことしてみたりね。

 

振り向くと、
船の形のジャングルジムがあった…!
なにこれ~。コーフン!!

 

控えめに遊ぶ。

 

車で移動して、富津の漁港へ。
磯の香りが鼻をかすめる。
近海で捕れた魚は、その日のうちに水揚げされ、魚河岸へ運ばれる。

 

次は、
クモ合戦会場でもある〈貴布弥神社〉と〈浅間神社〉、〈御嶽神社〉の3つがあるところへ。

 

(右の階段のところにも、にゃんこ。)

 

貴布弥神社のこまいぬは、ユニーク。

 

横からのアップ写真もね。
(可愛い。)

 

移動ちゅう。
富津は、平坦な道が多い。ランナーさんをたくさん見かける。
土佐礼子選手や渋井陽子選手も、この地で強化合宿をしていたのだそう。
今年(2016年)の箱根駅伝優勝校の青山学院の選手たちも、ここで練習をしていたのだとか!

 

近くで、パラグライダーをやっている人もいた。

 

お、島が見える。
あれはたぶん、明治時代に造られた、第一海堡という人工島。

 

やっぱり、貝殻探しするよね。

 

たそがれタイム。(本日2度目。)

 

明治100年記念展望台。
富津で生まれ育った子供たちは、みんなここで遊ぶらしい。
いろんなところから登れる。
が、頂点はひとつ。

 

お腹も空いてきたので、お昼ごはん。
お蕎麦。天ぷらがサクサクすぎて、泣きそうだ。
美味。

 

食べちゃう。
食べちゃうよ。

 

以上、「大定」さんでした~。
ごちそうさまでした!
(お腹いっぱいで、はちきれそうや…。)

 

お昼食べたのに、
向かった先は、和菓子屋さん。…最高か!
「野口製菓」さんです。

 

ピンク。
包みが可愛らしくて、乙女心がくすぐられる。…ん、OTOME?

 

ほんとうに、和菓すきなのよね…。

 

どうですか…!
はぁ、かわええ~。

 

富津んロール…、ロックンロール…。
実は、歌もあるらしい。

 

野口製菓さんは、ご兄弟でやっていらっしゃるんだとか!
こちらは、弟さん。

 

こちらは、お兄さん。
作業を少し見学させていただく。

 

こなこな。

 

たまごを、

 

割って、

 

はい、たまご~。
(たまご、すきなのよね。かわええ…)

 

お邪魔しました~!
お土産たくさん買ってしまった。

 

ふぇっ!
移動していたら、海岸線沿いに、弟橘媛(オトタチバナヒメ)像を発見。
光が差して、神々しい…。
神話の時代、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が嵐にあったとき、
妃である彼女が、身を捧げて海の神の怒りを鎮めたのだそう。

 

てれーん。

 

磯根崎

磯根崎。

 

季節になると、一面にハマヒルガオが咲く。
地域の人たちの手で、海辺に咲く花々は守られている。

 

ででーん。富津を代表するスポット、東京湾観音。
大きい。白い、美しい。

 

観音様の中に入ると、各階にスタンプがおいてある。
っしゃあ、スタンプラリー!
これなら、頑張って上まで階段登っていける~。ふぅ。

 

ちらり。ちらり。

 

よいこらしょ。

 

はい、スタンプ~~。

 

ずらり。

 

ひょっこり。

 

おいしょっと。

 

あらまぁ、ここが耳の穴なのね。

 

海が見える。遠くまで一望。
東京湾、三浦半島の方角から、富津の海岸線まで美しい眺めが広がる。
条件が良い日には、富士山が見えるらしい。

 

残しておきたい景色は、
ちゃんと、しっかりと、写真に収めて。

 

御本尊。

 

天上界なり。

 

スタンプラリーも無事に終わり。
全部あつめて、記念にお箸をもらいました。

 

ん~、いい感じ。大貫駅近くの、のどかな景色。
こういう風景って、普段なかなか見られない。

 

え? いい感じ?

 

てくてく。

 

田園風景。
なんだか、懐かしい気持ちになるなぁ。

 

へへへ~。

 

突然、走る。

 

ふぇえ~~。

 

困ったときは、イオンへ。
あ、千葉県内で最も南にあるスタバが、なんと、このイオンにある。
広いボルダリング施設も楽しそう。

 

再び、海を見に。
ここは、弟橘媛像がある、岩瀬海岸。
夕日が、大きい。

 

波が、うねる。
何より、音がすきなんだよなぁ。
波が戻るときの、泡の音。しゅわしゅわ~ってな。

 

ていっ!

 

まったく、海風で前髪が乱れるぜ。
(いやじゃないけどね!)

 

ぷ。

 

誰かの、あしあと。

 

たそが…レ、

 

こんなのがあった。おもしろい。

 

夜ご飯は、こちらで。
岩瀬海岸の目の前にある、「いそね」さん。

 

揚げ物で攻める。

 

へ、へ、へ。

 

たくさんのお刺身に、愛しのたまご。

 

はかりめ丼。
はかりめとは、富津市の名産、アナゴのこと。
細長くて、横に点々とついてる模様が、
棒はかりに似ていたから「はかりめ」と呼ばれるようになったんだって。

 

特別に、デザートまでくださった…!

 

地元の方と記念撮影。

お腹もココロも、富津で満たされた1日でした!
1週間また頑張れそう。

 

ー 完 ー

 

作 ももさほり
編 Apps Journal