写真提供:茂木健一
山沿いの道を気持ちよくドライブしていると、突然現れる、吊るされた巨大な草鞋(わらじ)。
写真提供:茂木健一
峰上地区の各所にある巨人伝説を今日まで伝えている「関尻の巨大わらじ」です。
「富津再発見!」によると
大人の背丈くらいの大きさで、酒樽や炭、杉の小枝が添えられ、「厄病は済み(炭)ました、厄病は過ぎ(杉)ました。この村にはこんなに大きなわらじをはく大男がいる。これを見た疫病神は引き返すだろうからお酒でもてなし、新しいわらじで帰っていただこう」というユーモラスな言い伝えのもと、集落の境の3カ所に吊るして一年の無病息災を祈ります。
という。
制作〜取り付け風景(2015年2月)
写真提供:富津再発見!
取り付け風景(2014年3月)
写真提供:富津再発見!
写真提供:茂木健一
ちなみに近くには、巨人の姥が頭に載せてきたと言い伝えられている「姥石(うばいし)」が。姥石の上に載っている小さな石は、姥がたもとに入れて来たと。
峰上地区の巨人伝説はなかなか興味深い…。
巨人の里 いなかみち楽走,姥石[富津市]